新型コロナウイルス感染症にかかるクルーズ船の対応について

掲載日: 2020年02月13日

・クルーズ船の状況について

 各船社は、中国政府による海外団体旅行の禁止措置(1月27日~)により、中国発着のクルーズ船を運航しておりません。さらに他国発着のクルーズ船でも中国本土、香港、マカオ等に渡航した方の乗船を禁止(1月30日~)しています。

 また、日本政府は船内で感染症の恐れがある方が確認されたクルーズ船の入国拒否の方針を示しました(2月6日)。

 各船社等において、このような動きがありますので、今後とも状況を注視し、正確な情報提供に努めます。

※国内最初の入港地(ファーストポート)では、厚生労働省の検疫所が入国者全員に問診票を配布してチェックすると同時に、サーモグラフィーで発熱状態などをチェックし、全員に健康カードを配布して旅行中の注意を促しています。

・市内の取り組みについて

 市内の観光地や宿泊施設においても関係者や観光客に対して、マスク着用や手洗いうがいの注意喚起を行っており、体調の悪い方がいる場合は速やかに保健所に相談するように要請するなど、感染予防対策を実施しています。

・感染者発生時の対応について

 感染の疑い等が発生した場合は、感染症法に基づき、医療機関や消防本部などの関係機関が連携を図り、感染症患者の移送や現場の消毒作業などを実施します。

・各船社によるクルーズ客船の感染症・公衆衛生への取り組みについて

主要船会社対応一覧はこちらをご覧ください。

乗船制限について 乗船前14日、又は30日以内に中国本土、香港、マカオ等の渡航者の乗船を禁止するなど、各船会社のルールに基づいて対応している。
乗船時について 乗船時に全てのお客様に『健康に関する質問票』への記入を依頼。乗船者又は同行者が最近病気の症状を示したかどうか、聞き取り調査を行い、内容によっては、乗船前に医療スタッフと面談が必要となり、その結果乗船を拒否する場合もある。
 乗船口に消毒液を設置し、手の消毒をしてからご乗船いただくように案内している。
船内の医療施設について 船内には、医務室があり、医師と看護師が乗船し、緊急時には、24時間体制で対応している。
船内の清掃・衛生について レストランの全ての入り口に消毒液を設置し、手の消毒をしてから食事をされるようにご案内している。
 乗組員は定期的に船の設備を清掃し、消毒している。各客室については、少なくとも1日1回清掃を実施している。
 レストランやビュッフェ、プールやエレベーターなどのパブリックスペースも、定期的な清掃、また、クルーズが終了すると、乗組員は指定された清掃用品と衛生手順を使用して全船を完全に清掃している。
 乗組員は、乗船時に、応急処置と公衆衛生の実践に関するトレーニングを受けている。
乗船者への協力依頼について こまめな手洗い・うがいの励行や、乗船口、レストラン入口を通る度に、消毒液の利用についてお願いしている。
 体調などがすぐれない場合、嘔吐した場合などは、すぐに添乗員または、船のスタッフへ連絡してもらう。

今後の情勢によっては、方針や対応等に変更の可能性があります。

最新の情報を更新いたしますので、ご確認ください。

問い合わせ先:日南市観光・スポーツ課 クルーズ振興室

電話:0987-27-3315

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